ウェブマスター向け公式ヘルプ フォーラムをご利用の皆様へ、感謝を込めて

2009年12月22日火曜日 | 11:10

ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム は、本年 3 月に開設して以来、私たちの期待を超える非常に多くのウェブマスターの皆様にご利用いただいております。本日は、 フォーラムをご利用いただいているウェブマスターの皆様へ、Google から感謝のメッセージをお届けします。

ウェブマスターフォーラムは、 ウェブマスターの皆様の交流の場です。もちろん、Google 社員である私たちも参加しておりますが、ウェブマスターの皆様の参加なくしては成り立ちません。フォーラムに参加していただきました皆様、本当にありがとうございました。特に、Level 3 ユーザー以上で活発にご参加いただいている 愛浦憂馬(あうらゆうま9さんemi さんchorus さんhnxyy654 さんport さんSEM-ADVISER さんsuzukik さんtomte さん には、非常に感謝しております。

今後もこれまで通りご参加いただき、トップレベルユーザーが誕生する事を我々 Google 社員一同、心からお待ちしております。

※ フォーラムへ活発に参加し、大きな貢献をしていただいた方には、「トップレベルユーザー」というタイトルが付くようになります。「トップレベルユーザー」になるには、数多く投稿をするだけではなく、みんなに役立つ有益な投稿をされるよう心掛けていただければと思います。

来年もどうぞフォーラムのご利用をよろしくお願い致します。

皆様、よいお年を!


再審査リクエストを送信する際にご確認いただきたいこと

2009年12月18日金曜日 | 8:33

ウェブマスター向けガイドライン に違反していることが原因で、サイトが Google の検索結果に表示されなかったり、以前より掲載順位が下がったりしていると思われる場合は、 サイトをガイドラインに沿うよう修正し、再審査リクエスト を送信していただくことで、該当のサイトが現在はウェブマスター向けガイドラインに準拠していることを Google に連絡することができます。

再審査リクエストを送信するには、まず、サイトを ウェブマスターツール に登録する必要があります ( 登録する方法の詳細は こちらのヘルプ記事 をご参照ください ) 。また、ウェブマスター向けガイドライン違反が見つかると、Google はメールにてその旨を該当のサイトのウェブマスターの方にご連絡することがあり、同時に、同じメッセージがそのウェブマスターの方のウェブマスターツールのアカウントにも表示されるようになります。ウェブマスターツールにサイトを登録された際には、是非一度 Google からメッセージが届いていないかご確認ください。

また、再審査リクエストを送信される際には、ご注意いただきたい点がいつくかあります。この注意点について、より良く知っていただこうと、動画を用意致しました。あとで参照しやすいように、内容をテキストでも掲載しますので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。




<< ビデオの日本語字幕 >>

こんにちは、Google のサーチクオリティチームの Brian White と Rachel です。本日は、再審査リクエストについて、ご紹介します。

ご自身のサイトが Google ウェブマスター向けガイドラインに違反していることがわかった場合、まずはその違反について確認し、その違反箇所を修整するためにどのような措置を行ったのかについて、再審査リクエスト を通じて、Google にご連絡いただくことが重要です。

時折、「サイトがウェブマスター向けガイドラインに準拠するよう修正しました」としか入力されていないリクエストがありますが、これだけだと私たちがどこを確認したらよいのか良く分かりません。再審査リクエストは、コンピュータではなく、私たちが人手でチェックをしています。そのことを念頭において、できる限りの詳細をご連絡いただきますようお願い致します。

なぜサイトにペナルティが課されているのかわからない場合は、再審査リクエストを行う前に再度 Google ウェブマスター向けガイドライン を読み直し、違反行為について確認してみてください。ご自身がそのサイトを直接運用していないのであれば、直接運用している方(例えば、制作会社の方など)に聞いてみると良いでしょう。また Google の ウェブマスターヘルプフォーラム でも質問を受け付けていますので、是非ご利用ください。

時にサイトに技術的な問題があったことがペナルティの原因だとお考えになっている方からの再審査リクエストを受け取ることがあります。例えば、一時的にサーバーがダウンしていたり、一時的に適切なコンテンツを返せていなかった、といった問題がサイトには起こり得ますが、Google はそのような問題には柔軟に対応しています。このような場合は、ペナルティだと思い込んで、すぐに再審査リクエストを送信するのではなく、少し待ってみて、サイトが以前の状態に戻るかどうか確認してみることをおすすめ致します。

重複するコンテンツ をペナルティの原因と思われる方がいらっしゃいますが、大抵の場合、問題は別にあります。例えば、あなたのサイトとパートナーシップを結んでいるサイトがあるとしましょう。このような場合、このパートナーが協力活動をするにあたって、Google の「品質に関するガイドライン」に違反してしまい、結果として両サイトに悪影響が及ぶことがあります。編集権限のあるご自身のサイトは修整できても、編集権限を持たないサイトのコンテンツを修整するのは困難です。我々はこのような状況にできるだけ適切に対応できるよう努めています。このような場合は、再審査リクエストを行う際に、状況をできるだけ詳細にご連絡ください。例えば、不正なリンクが原因でペナルティを課せられた場合、それらを削除するためにした努力をまとめたページの URL を お知らせください。Google には、高性能な社内ツールがあり、また、先ほど申し上げたように、リクエストを個別にチェックするチームもありますので、我々を欺くような行為はお控えく ださい。もし再審査リクエストに、故意に、悪質もしくは我々を誤解させるような情報が含まれていた場合、Google はそのリクエストに対応しかねます。

また、再審査リクエストをスパムメールのように繰り返し何度も送信していただいても、たくさんのリクエストを提出したことにはなりません。簡潔かつ詳細なリクエストを 1 回でまとめて送信するようにしてください。リクエストは我々のチームメンバーが迅速に確認致します。新しい情報を追加したい場合のみ、再審査リクエストを 別途ご送信くださいますよう、お願い致します。

最後になりますが、再審査リクエストが処理された場合は、ペナルティが解除されてからその結果が反映されるまで時間を要する場合がありますのでご了承ください。

我々は常に Google 検索ユーザーの皆様に満足して頂くことを望んでいます。

そこで、再審査リクエストを送信される際には、

A: サイトの問題は修整されていること、
B: 以後、サイトがウェブマスター向けガイドラインに違反することはないこと、

この 2 点を守っていただけますよう、お願い致します。

以上が Google の再審査リクエストに関わる者として、皆様にお伝えしたかったことです。

ご清聴ありがとうございました。


隠しテキストは Google のウェブマスター向けガイドライン違反です

2009年12月15日火曜日 | 8:57

約 1 年前に、「 Google の検索は隠しテキストが嫌い 」という記事を Google 公式ブログ 日本版 に掲載しましたが、その記事でもお伝えしましたように、隠しテキストは、Google の ウェブマスター向けガイドライン に違反します。その理由の詳細は、ウェブマスター向けヘルプ センターの記事 にも載せておりますが、本日はその背景と、日本で多く見られる隠しテキストの具体的な一例を改めてご紹介します。

Google の検索は、隠しテキストに限らず、ユーザーが閲覧するウェブページと Googlebot が取得するウェブページの情報が大きく異なる状態を好みません。なぜなら、Google の検索では、Googlebot が取得したウェブページの情報をもとに検索結果をユーザーの方々に返しているため、取得したウェブページの情報と、実際にユーザーが見るページの内容に大きな差があると、適切な検索結果を返すことができなくなってしまうからです。

隠しテキストとなってしまう具体例。皆さまのサイトは大丈夫ですか?

例えば、次のような構造の、季節のギフトを販売するオンラインショップがあるとします。

HOME
┣┳ Products (商品一覧)
┃┣ ...........
┃┣ ...........
┃┣ ...........

┣━ Shipping (送料)
┣━ Payment (お支払方法)
┣━ Inquiry (お問い合わせ)
┗━ About (会社概要)

このサイトでは、膨大な量のウェブページのデザインを一括で管理し、季節ごとにデザインを変えるなどの作業を容易にするため、HTML ファイルと CSS ファイルを分けて構築しています。例えば、このサイトのナビゲーションは、次のような HTML ファイル、CSS ファイルが組み合わさって構築されています。


HTML ファイル:

<div id="navi">
<ul>
<li id="home"><a href="./index.html">ホリデー ギフト 通販 ホーム</a></li>
<li id="products"><a href="./products.html">ホリデー ギフト 通販 商品一覧</a></li>
<li id="shipping"><a href="./shipping.html">ホリデー ギフト 通販 送料</a></li>
<li id="payment"><a href="./payment.html">ホリデー ギフト 通販 お支払い方法</li>
<li id="inquiry"><a href="./inquiry.html">ホリデー ギフト 通販 お問い合わせ</li>
</ul>
</div>


CSS ファイル:

#navi li {
text-indent: -9999px;
}

#navi li#home {
background: url(./img/navi/home.gif) no-repeat;
}
#navi li#products {
background: url(./img/navi/products.gif) no-repeat;
}


CSS ファイル内には、text-indent プロパティを -9999 px と指定している箇所 ( 赤字 ) が見られます。これは、通常のブラウザでの閲覧時に、ナビゲーションに並ぶサイト内へのリンクを、テキストリンクの代わりに画像を使って表示させたい時に用いられることのある方法です。これにより、テキストリンクはページ外に移動する形で隠され、代わりに background プロパティで指定された画像が表示されます。
このナビゲーション部分を通常のウェブブラウザで閲覧すると、次のように見えます。




ナビゲーションが画像で綺麗に表示され、一見、何の問題もありません。

次に、このナビゲーション部分をテキストブラウザで見てみます。
多くのテキストブラウザでは、CSS による装飾が外され、テキストのみの形式でページを閲覧できます。
そして、テキストブラウザでの閲覧情報は、Googlebot がこのページを解釈するときに取得する情報とほぼ同等のものとなっています。




おや? 「ホリデー」「ギフト」「通販」など、先ほど通常のブラウザで閲覧した時には見えなかった単語が表示されていますね。じつは、このサイトでは CSS で隠されるテキストが通常のブラウザでは表示されないことを利用して、 関連するキーワードでの検索にマッチさせるためのキーワードを隠していたのでした。( 上記 HTML ファイルをチェックしてみてください。 )

通常のウェブブラウザで閲覧できる内容はユーザーに提示されている内容、テキストブラウザで閲覧できる内容は Googlebot に対して提示されている内容であるということから、このサイトについて考えてみましょう。
ウェブブラウザとテキストブラウザとでの閲覧時の内容を比較した場合、ナビゲーション部分に注目すると、Googlebot には ユーザーより不自然なほどに多くの文字情報が返されていることがわかります。このようなテキストは、「 隠しテキストと隠しリンク 」 と見なされ、このサイトの情報は、Google が適切な検索結果を提供するうえで信用できないと認識され、サイトが Google の検索結果から一時的に削除されることがあります。

ポイントは、そのテキストがユーザー向けであることです

ただ、画像の内容と CSS や alt 属性による代替テキストが完全に一致していなければならないわけではありません。前回の記事 に も書きましたように、代替テキストが、ユーザーに読ませることを想定し、ユーザーにとって有益なものであると考えられるものであれば ( 例えばテキストブラウザや、テキスト読み上げソフトをご利用のユーザーのために書かれたものである場合 ) 、問題はありません。しかし、ユーザーのためではなく、検索エンジンのためにそのテキストを書いてしまっている場合は、サイトが検索結果から削除されてしまうことがあります。心配な場合は、上記のように、Lynxw3m な どのテキストブラウザを使ってサイトを閲覧し、通常のブラウザでの閲覧時と比較し、ユーザーのためとは言えない隠しテキストや隠しリンクがないか確認してみてください。判断に迷った際は、「たとえ検索エンジンが存在しなくてもそのテキストを書いたかどうか」と考えてみてください。もし検索エンジンが存在しなくても、そのテキストがユーザーの利便性のために必要なものであると思われる場合、おそらくそれはガイドライン違反ではありません。

ご参考になりましたでしょうか。 ご自身のサイトに隠しテキストがあることが原因で、サイトが Google のインデックスから除外されている場合は、サイトを修正し、再審査リクエスト を送信してください。

ご意見、ご質問は、ウェブマスターヘルプフォーラム までお寄せください。