ダブリンで開催された「サイトクリニック」を紹介します

2010年6月24日木曜日 | 9:45

「サイトクリニック」とは、実在するウェブサイトを題材に、そのサイトのウェブマスターの方からの質問に公開形式で答えるイベントです。Google サーチクオリティチームのメンバーはこれまで、何度かサイトクリニックを開催し、ウェブマスターの方々と交流してきました。

本日は、3 月にダブリンのオフィスで開催されたサイトクリニックで出た質疑応答の中から、日本のウェブマスターの皆様にも役立つと思われるものをいくつかご紹介します。



1. 同じ内容のブログを 3 つ運営しているのですが、問題ありませんか?

コンテンツの内容が全く同じである場合、検索結果に反映されるのは 1 つのブログだけとなってしまう可能性が高いでしょう。また、ブログ運営の労力を分散してしまうと、ブログのリンクも分散してしまいがちです。つまり、複数の同じ内容のブログを運営することは、ユーザーだけでなく検索エンジンにとって、どのブログがメインなのか判断するのが難しくなるというリスクを伴ってしまいます。この場合、リダイレクトや canonical 指定 を使って、優先したいブログを指定するとよいでしょう。


2. 数ヶ月のうちに一定数のリンクを獲得し、Google 検索での掲載順位を 1 位にする、と宣伝している SEO 業者は信じてもいいものでしょうか?

そのような約束は誰にもできませんので、信じるべきではありません。信頼できる SEO 業者と出会うためのヒント を、ウェブマスター向けヘルプセンターに掲載していますので、参考にしてみてください。


3. 私のサイトを検索するのにユーザーが選びそうなキーワードが、誤解を招きそうな言葉や不快な表現となってしまう可能性があり、自分のサイトに掲載することがはばかられる場合、こういったキーワードとの関連性を Google に伝えるには、どうすればいいのでしょうか?

あなたのサイトの内容と、ターゲットユーザーが期待するであろう内容にもよりますが、そういったキーワードを前向きに使用してみてはどうでしょうか? 例えば、あなたがその分野のエキスパートであることをページで紹介し、関連するキーワードについて独自の用語解説を掲載するなどです。ただし、それらのキーワードが明らかにあなたのウェブサイトに不適切な表現である場合、そもそもそれらの検索キーワードから発生するトラフィックが、あなたのウェブサイトにとって有益なものであるかどうかは疑問です。


4. ( 動的な URL を静的な URL に見せるために ) URL リライト機能を使うことについて、アドバイスはありますか?

わかりやすい URL が検索結果に表示されるメリットはありますが、一方で、動的な URL を適切にリライトして静的な URL に見えるよう維持し続けるのは大変な手間がかかります。そのため、私たちは基本的に URL のリライトはお勧めしていません。それでもリライトを試してみたい方は、URL は動的なまま、不要なパラメータを取り除くだけのリライトにとどめてください。詳しくは、ヘルプ記事 " Google と相性の良い URL " やブログ記事 " Dynamic URLs vs. static URLs " (英語) をご覧ください。また、実際の URL がどのようなかたちであっても、検索結果ページでは読みやすい形式で表示されることがあります。詳しくは " New site hierarchies display in search results " (英語) をご参照ください。


5. ウェブマスターツールの地域ターゲットを使って、アイルランドを地域ターゲットにした場合、北アイルランドも含まれますか?

Google ウェブマスターツールの 地域ターゲット は国単位で機能します。つまり、アイルランド共和国をターゲットに設定した場合、北アイルランドは含まれません。解決策としては、別のサイト ( もしくはサイトの一部 ) に北アイルランド向けのコンテンツを作成して、ウェブマスターツールでそのサイトの地域ターゲットをイギリスに設定する方法があります。


6. トップレベル ドメイン ( .com や.info ) の違いは掲載順位に影響しますか?

影響しません。掲載順位で重視されるのはサイトのコンテンツです。


7. 日本向けのコンテンツを有するウェブサイトを運営していますが、サイトのトップレベルドメインは .so です。日本での掲載順位は低くなってしまいますか?

.so はソマリアの国別コード トップレベル ドメインで、確かに Google 検索では検索結果がユーザーにとって最適かどうか判断するときにこれを参考にします。とは言え、ウェブサイトの掲載順位はさまざまな要素に基づいて決定されており、トップレベルドメインはそのうちの 1 つに過ぎません。ウェブサイトに日本向けのコンテンツがあれば、日本の検索結果でもランキングされます。ただし、Google の検索エンジンのアルゴリズムが、どのような検索結果にあなたのサイトを表示すべきか判断するのに、通常より少し時間がかかるかもしれないことにご留意ください。

今後もサーチクオリティチームはサイトクリニックの機会があれば開催していきたいと思っています。また、皆様からのご意見、ご質問は ウェブマスターヘルプフォーラム でも受け付けていますので、ご利用ください。


レシピ検索にレシピ情報を表示させるには

2010年6月18日金曜日 | 11:08

インターネット上にある、たくさんの素晴らしいレシピ情報をもっと簡単に探せるようにするために、新しい検索機能 としてレシピ検索機能が追加されました。レシピ検索の詳しい情報は、先日 Google 公式ブログ日本語版に掲載された「日々の料理がちょっ と楽しくなるレシピ検索機能が登場」をご参照ください。



あなたのサイトのレシピページがレシピ検索で出てくるようにしたいという方は、リッチスニペットに対応してみてください。詳しい方法は、先日投稿した「リッチスニペットのフォーマットに 「レシピ」が追加されました」をご覧ください。ただし、リッチスニペットに対応しても、必ずしもサイトがレシピ検索の結果に表示されるとは限らないことがありますので、あらかじめご 了承ください。

より多くのサイトからのレシピ向けリッチスニペットへのご参加をお待ちしております。


動画コンテンツに関するよくある質問とその解決方法

2010年6月14日月曜日 | 12:55

本日は、先日の投稿、「 動画を Google のインデックスに登録するヒント 」に続き、動画のクロールやインデックスに関して よくある質問と、それらを解決するための方法をご紹介します。

Q: 動画の URL が検索エンジンにクロール可能であるかどうかを確認するには、どうしたらいいですか?

A: サイトの robots.txt を確認しましょう。動画サイトマップに含まれている URL が、意図せず robots.txt でブロックされてしまっている場合があります。robots.txt が動画サイトマップに含まれるすべての URL をブロックしていないことを確認してみてください。ここで言う URL には、以下の URL も含まれます。

  • 再生ペー ジの URL
  • 動画コンテンツと動画プレーヤーの URL
  • サムネイル画像の URL

詳細 は、ヘルプ記事、「 robots.txt ファイルを使用してページをブロックまたは削除する 」を参照して ください。


Q: 動画の再生を許可する国を検索エンジンに通知するには、どうしたらいいですか?

A: あなたのサイトの動画が特定の国や地域でしか再生できない動画である場合、<video:restriction> タグを使って、動画が特定の地域に限り再生可能であることを検索エンジンに知らせることができます。動画が「再生できる国」のリストを設定してもいいです し、逆に、「再生できない国」のリストを設定することも可能です。動画がどの国・地域でも再生できるようにしたい場合は、このタグを使う必要はありませ ん。詳細は、ヘルプ記事、「 動画サイトマップの作成 」をご参照ください。


Q: 削除した動画が検索結果に表示され続けています。どうしたら消えますか?

A: 動画が削除されていることを検索エンジンに認識させる方法は次の 2 つです。
  1. 「404 ( 見つかりません ) 」の HTTP ステータスコード を返します。このステータスコードを返しつつ、ユーザーにも役立つページを表示させることができます。詳細は、ヘルプ記事の「便利な 404 ページを作るには」を参照してください。
  2. 動画サイトマップにおいて <video:expiration_date> タグ、または mRSS フィード ( <dcterms:valid> タグ ) を使って動画サイトマップに含まれる各動画に有効期限を指定し、通知します。

動画コンテンツに関する詳細については ウェブマスター向けヘルプ記事 を参照してください。また、ウェブマスターヘルプフォーラム で 質問したり、これまでの質問と回答を検索することができますので、こちらもご活用ください。


動画を Google のインデックスに登録するヒント

2010年6月1日火曜日 | 14:45

あなたのサイトで公開している動画を Google 検索のインデックスに登録させる最もいい方法は、動画サイトマップ を使うことです。動画サイトマップを使うと、動画のあるページの URL 、動画のタイトル、キーワード、サムネイル、長さなどの情報を Google に伝えることができます。また、動画の公開期間が決まっている場合は、公開期間を指定することもできます。公開期間が指定された動画はその期間に限り Google の検索結果に表示されるようになります。詳しくはヘルプ記事の 動画サイトマップの作成 をご参照ください。

動画サイトマップを作成したら、Google ウェブマスターツール や robots.txt を通じて URL を送信してください。具体的な方法は、過去のブログ記事「サイトマップの送信が簡単になりました」を参照してください。

動画がインデックスに登録されると、Google の 動画検索 に加え、ウェブ検索の検索結果にも動画が表示されるようになります。ウェブ検索の結果で、サムネイル、長さ、ディスクリプションが表示されるため、動画であることがユーザーにわかりやすくなります。

ANN ニュース の動画検索結果の例をご覧ください:


Google では動画をサイトに掲載しているウェブマスターのみなさまに、ぜひ動画サイトマップを作成し、継続的に更新していただきたいと考えています。詳しくは、ウェブマスター向けヘルプセンターに、動画サイトマップに関する記事 が追加されていますので、ご参照ください。ご意見・ご質問は、ウェブマスターヘルプフォーラム までお寄せください。