クロール エラーの急増をお知らせする、ウェブマスターツールの新機能について

2010年8月31日火曜日 | 12:42

Googlebot があなたのサイトをクロールする際、通常は HTTP ステータスコードの 200 (成功) が返ってきますが、まれに 404 (ページが見つかりません) エラーが返ってきたり、robots.txt によってアクセスが許可されないことがあります。このように、Googlebot があなたのコンテンツにアクセスできないときは、ウェブマスター ツールクロール エラー セクションにアラートが表示されます (実際にはエラーではなく、意図的にアクセス制限している場合も、クロール エラーとして表示されます)。このたび、Google では、サイトのクロール エラーの数が急増した際に、ウェブマスターツールのメッセージセンターにメッセージを送信するサービスを開始しました。この新機能は、クロール関連の問題が起きている可能性をあなたにお知らせするとともに、問題の診断と修正に使えるよう、エラーが発生した URL のサンプルも記載しています。


たとえば、アクセスできない URL の数が急増している場合のメッセージは 、以下のようになります。


Google からのお知らせ:サイト(http://www.example.co.jp/)での HTTP エラーの増加について

このメッセージは、サイトがウェブマスター ツールの認証を受けていて、Googlebot がクロール エラー数の急増を検知した場合にのみ送信されます。こうした重要な通知を、ひとつも見逃したくないという場合は、メール転送機能 を使うことで、普段お使いのメールアドレスにメッセージを転送することも可能です。

この新機能が、サイトのクロール範囲に悪影響を与えかねないような問題の早期発見・対処のお役に立てば幸いです。ご意見やご質問は、ぜひ ウェブマスター ヘルプ フォーラム へお寄せください。また、ウェブマスターツールをまだご利用でない方は、これを機に登録されることをお勧めします。ウェブマスターツールへのご登録は、まず ウェブマスターツール へアクセスし、 サイトの追加 を行ってください。ウェブマスターツールの詳しい情報は、ヘルプ記事「 ウェブマスターツールの使用方法 」をご参照ください。

イベント情報の新しいリッチスニペットについて

2010年8月24日火曜日 | 10:34

今年 4 月に導入された イベント用のリッチスニペット がイベントの一覧ページだけでなく、個々のイベントの詳細ページに対しても利用出来るようになりました。個々のイベントのページにイベント用の構造化データが存在する場合、下の例のようにページタイトルの下にイベントの日付と開催場所の情報がリッチスニペットとして表示されるようになります。



サイトにイベントの情報があり、リッチ スニペットへの参加を希望される場合は、Microdata、RDFa、もしくは hCalendar microformats を使ってページをマークアップし、専用フォーム からご連絡ください ( 詳細は ヘルプ記事「イベント」 をご参照ください ) 。 個々のイベントの詳細ページに対するリッチスニペットは、イベント用の Microdata, RDFa, Microformats に定義されているurl プロパティを含めないでください。 マークアップした結果は、Rich Snippets Testing Tool (英語) で確認することができます。なお、リッチスニペット用にデータをマークアップしても、検索結果でのページの表示順位は変わりません。また、必ずしもリッチ スニペットが表示されるとは限らないことがありますので、あらかじめご了承ください。

皆様のリッチ スニペットへのご参加をお待ちしています。イベント情報の新しいリッチスニペットについてのご意見・ご質問は ウェブマスターヘルプフォーラム にお寄せください。

良質なリンクを得るには

2010年8月19日木曜日 | 18:23

「どうすれば自然にリンクを張ってもらえるのか」― ウェブマスター ヘルプ フォーラム でよく尋ねられる質問の一つです。このトピックに関しては、さまざまな意見があるせいか、特に経験の少ないウェブマスターの方々の間でいくらか混乱が生じているようです。そこで今回は、Google のウェブマスター向けガイドライン に沿った、良質なリンクを得るためのヒントをご紹介したいと思います。

たとえば、サイトが出来たばかりで、まだあまり知られていないような場合は、そのサイトのテーマに関連するコミュニティに積極的に参加することが、サイトの評判を上げ、良質なリンクを得るのに有効です。フォーラムやブログなどで、意見やコメントを投稿し、参加ユーザーと交流してみましょう。ただし、他の参加ユーザーに対して迷惑となる行為やあからさまなサイトの宣伝ではなく、参加ユーザーにとって有益な投稿を心がけて下さい。そこで評判が上がれば、自然とサイトに人が集まってくるようになり、やがて繰り返しサイトを訪れるうちに、そのサイトにリンクを張る人も出てくるでしょう。また、サイトのコンテンツが、ご自分の専門知識を存分に発揮した、オリジナルで魅力的なものであれば、そのサイトは人に勧めたいと思われるようになるはずです。同様に、役に立つツールをサイト上で提供するのも、注目を集める上で効果的でしょう。

ターゲットとなるユーザー層に価値のあるサイトを提供し、良質なリンクを得るには、他にも、ユーザーが直面しうる課題や問題について考えてみると良いかもしれません。その問題の解決方法を紹介した簡単な解説や動画、または実用的なツールなどが公開されていれば、そのサイトは訪れるユーザーにとって価値のあるものとなり、リンクしてもらえる可能性が高くなります。同じく、オリジナルのアンケートや調査結果なども、有用なものであれば効果があるでしょう。いずれにせよ、このような方法を通じて、サイトのコミュニティ内での信頼性と認知度を高めることができます。そして、サイトの価値に応じて永続的なリンクを得ることができ、さらには固定ユーザーが付くことで、検索エンジンを経由しない直接的なトラフィックが生まれ、より広く知られていくようになります。ちなみに、いろいろな問題の対処法を数多くアドバイスする場合には、ブログを開設すると良いかもしれません。サイトの評判を継続的に上げていくのに役立つことでしょう。

ユーモアという要素も、サイトが良質なリンクを獲得し世間から注目を集める上で、有効な場合があります。というのも、Google バズ やその他のソーシャル メディア サービスが成長を続けている昨今、面白いコンテンツがユーザー間で共有されることがこれまで以上に多くなってきているからです。たとえば、サイトのソース コードにアスキー アートを埋め込んだり、ユーモアのあるダウンタイム メッセージを表示したりと、さまざまな面白いコンテンツが、サイトの知名度を上げるための口コミマーケティングの手法として使用されています。しかし、このような一過性の話題によってリンクを獲得する手法にのみ頼ることは、あまりお勧めしません。たしかにマーケティング手法としては巧妙で有効かもしれませんが、その効果は短期間で薄れてしまいます。このため、長期的な戦略として、または唯一のマーケティング手法として利用するのは適切ではないでしょう。

重要なのは、良質なリンクを得るにはそれなりの時間が必要だということです。時に Google のウェブマスター向けガイドラインを逸脱した一過性の手法を推奨する人々もいますが、もしサイトの評判を重視するのであれば、そのような手法はお勧めできません。たとえば、PageRank に影響するリンクを購入 したり、リンク獲得だけを目的にした相互リンクプログラムに参加 したりする行為は、リンクを集める方法としては不適切で、長期的には、サイトのパフォーマンスに良い影響を与えることはないでしょう。Google のインデックスにおけるサイトの評価を重視するのであれば、なおさらそのような手法は避けるのが賢明です。

ディレクトリ型検索エンジンへの登録も、Google の検索結果において比較的新しいサイトの評価を上げるのに有効であると言われることがあります。たしかに、ディレクトリの中にはテーマ別によく整理された付加価値のあるものも存在しますが、その数は質の低いものと比べるとあまり多くはありません。ですから、もしサイトをディレクトリに登録しようとする場合は、その登録先について、トピックがサイトと一致しているか、管理がしっかり行き届いているか、構成がきちんとしているかなど、確認するようにしましょう。また、大量のディレクトリに登録する行為は、手っ取り早い SEO 手法として紹介されることがありますが、ほとんど効果が期待できないため、あまり有効な手段とは言えません。

ほかには、自分のサイトに応用できそうな要素がないか、他のマーケットの類似するサイトを参考にしてみるのも手かもしれません。ただし、ここでも重要なのは、成功例をそのまま真似するのではなく、自分なりにアレンジを加えて、サイトを訪れるユーザーに独自の価値を提供することです。



ユーザー間でコンテンツを簡単に共有できる
YouTube のソーシャル ブックマーク機能


最後に、技術にさほど精通していないユーザーにも簡単にリンクを張ってもらえるようにする工夫をご紹介しましょう。Google が YouTube 上で行っているように、Twitter や Facebook といったソーシャル サイトのブックマーク機能をサイト上に用意しておくと、よりブックマークされやすくなります。これは評判を得るという点では効果が高く、きっとその評判が世間に広まってユーザーから注目されるのに役立つことでしょう。

この記事について、皆様のご意見をお待ちしています。皆様からのご意見、ご質問は、ウェブマスター ヘルプ フォーラム へお寄せください。

動画サイトマップ: location タグについて

2010年8月16日月曜日 | 22:07

本日は、先日の投稿「 動画を Google のインデックスに登録するヒント 」、「 動画コンテンツに関するよくある質問とその解決方法 」に続き、Google に正しく動画を認識させる方法のうち、特に location タグについてご紹介したいと思います。(今回、はじめて動画サイトマップを知った方は、まず、こちらの記事をご覧ください。)

動画に関する情報をサイトマップや mRSS フィードへ追加するには、location タグを使って動画の場所を指定する必要があります。サイトマップを利用する場合は <video:player_loc> または <video:content_loc> タグを、mRSS フィードを利用する場合は <media:player> または <media:content> タグを挿入して動画の場所を指定します。これら 2 種類のタグのうち、少なくともひとつの location タグを利用してください。このタグで指定された情報はページ上の動画の存在を確認することや、ランク付けのためのメタデータと動画の特徴量を得るために使用されます。もし、これらのタグが記入されていない場合、Googlebot は動画の存在を確認できず、あなたのサイトマップや mRSS フィードはクロールされないでしょう。
それでは、以下に location タグについてまとめます。

指定できる動画の場所

location タグで指定できる動画の場所は次の通りです。

再生プレーヤーの場所または URL : (swf 形式などの)再生プレーヤーの URL と、動画を再生するために必要な引数を指定します。
動画ファイルの場所または URL : (flv、avi 形式などの)再生する動画ファイルそのものの URL を指定します。

必要条件

指定する必要がある情報は、再生プレーヤーの場所 [video:player_loc] か動画ファイルの場所 [video:content_loc] のどちらか一方です。つまり、サイトマップを利用する場合であれば、再生プレーヤーの場所を <video:player_loc> タグで、または動画ファイルの場所を <video:content_loc> タグで指定します。ただし、各タグはそれぞれ異なった働きをするため Google では両方とも記入することを強くお勧めします。具体的には、再生プレーヤーの場所は主に動画がページ上に存在するかを確認するために使われ、動画ファイルの場所は動画の特徴量やメタデータを抽出してランク付けの手助けをするために使用されます。

対応タグ一覧


サイトマップの location タグに対応する mRSS フィードのタグは以下のとおりです。

サイトマップmRSSフィード指定するコンテンツ
<loc><link>動画を再生するページの URL
<video:player_loc><media:player> (URL 属性)SWF ファイルなど再生プレーヤーの URL
<video:content_loc><media:content> (URL 属性)FLV ファイルなど動画ファイルの URL


注: サイトマップや mRSS フィード上ではすべて、一意な URL を使用してください。


Googlebot 以外があなたのコンテンツにアクセスしていないかを確認する場合は、DNS リバースルックアップ を使用してください。

動画サイトマップの詳細については ウェブマスター向けヘルプ記事 を参照してください。また、ウェブマスターヘルプフォーラム では質問を投稿したり、これまでの質問と回答を検索することができますので、こちらもご活用ください。