Google Merchant Center に関するお知らせ: 固有商品 ID ポリシーの変更について

2011年5月27日金曜日 | 10:20

4 月 7 日に掲載 しましたとおり、本日より、アパレルとカスタムメイド、オリジナルグッズを除くすべての商品アイテムに対して、固有商品 ID が必須となります。この変更は、Google ショッピングをユーザーにとってより良いものにするための取り組みのひとつです。提供された固有商品 ID を使って、Google は商品ページを構築することができるようになり、商品ページがあることで、ユーザーはネット上の同じ商品についての価格を比較したり、商品についての詳しい情報を得ることがより簡単にできるようになります。

本日以降、適切な固有商品 ID を持たない商品アイテムは検索結果に表示されなくなる可能性があります。適切な固有商品 ID をフィードにまだ含めていない方は、できるだけ早く必要な修正をしていただけますよう、お願い致します。また、適切な固有商品 ID を持たない商品アイテムが非常に多い Google Merchant Center のアカウントは、アカウントにある全商品アイテムのステータスが「承認されませんでした」となる可能性があることにご注意ください。商品アイテムのステータスについては、ヘルプ記事「公開された商品の表示」をご参照ください。なお、固有商品 ID は Google ショッピングGoogle 商品広告 において必須となり、Google Commerce Search への影響はありません。

固有商品 ID に関する詳細は、ヘルプセンターの記事「固有商品 ID」をご参照ください。

今後もこのようなポリシーの変更は、ブログや Merchant Center などを通じてアナウンスしてまいります。最新の情報が届くよう、ブログや Merchant Center のダッシュボードを定期的にご確認いただけますようお願い致します。

Google ショッピングのユーザーエクスペリエンス向上にご協力いただき、ありがとうございます。


Google 検索と相性の良い携帯電話 / スマートフォン向けウェブサイトを運営するには

2011年5月20日金曜日 | 19:45

ウェブマスターの皆様から、モバイル向けウェブサイトはどのように作るのがベストなのか、ウェブサイトは Googlebot-Mobile に対してどのように対応するのがよいのか、スマートフォン向けにはどのような対応をしたらいいのか、といった質問が増えてきています。そこで、今回の記事では、現在の状況をご説明するとともに、すぐに実施できる具体的なアドバイスをご紹介します。

まずはじめに


まずはシンプルな質問から始めましょう。そもそも、「モバイルと相性の良いウェブサイト」というときの「モバイル」とは、具体的に何を指しているのでしょうか。 最近では、デスクトップ版のページを閲覧することができるブラウザが搭載されているスマートフォンの登場によって状況も以前とは少し変わってきました。 話を簡単にするために、 「モバイル」という言葉からイメージされる端末について、いくつかのタイプに分け、より具体的に整理したいと思います。
整理をする上では、携帯電話用のウェブブラウザの性能を、現在のデスクトップ版ブラウザの性能と比較して考えるのがポイントとなります。
  1. 従来の携帯電話: 通常のデスクトップ版のウェブページは表示できないブラウザが搭載されている電話。ブラウザには、cHTML (iMode)、WML、XHTML などに対応したものがあります。
  2. スマートフォン: 通常のデスクトップ版のページを、完全でないにせよある程度表示できるブラウザが搭載されている電話。このカテゴリには、Windows Phone 7、BlackBerry、iPhone、Android 搭載携帯電話などのほか、タブレット端末、eBook リーダーなどの様々な端末が含まれます。

    このカテゴリは、HTML5 対応の面から、さらに分けることができます。
    • HTML5 に対応していないブラウザを搭載した端末
    • HTML5 に対応しているブラウザを搭載した端末
以前は、 携帯電話でのインターネット接続は、表示機能の限られたブラウザで行われていましたが、デスクトップ版ブラウザに匹敵する機能を有するブラウザを搭載したスマートフォンの急成長により、状況は変化を遂げつつあります。したがって、ここでのデスクトップとモバイルの区別は、現在の状況に基づいたものであり、今後変化する可能性があることを念頭に置いてください。

Googlebot と携帯電話


Google には、今回のトピックに関連するクローラが 2 つ存在します。それは、Googlebot と Googlebot-Mobile です。Googlebot は、デスクトップ版ブラウザ向けのウェブページや、そのウェブページに含まれているコンテンツをクロールし、一方の Googlebot-Mobile はモバイル向けコンテンツをクロールします。この点に関しては、次のような質問が頻繁に寄せられます。

モバイル用ウェブブラウザの多様性を考えたとき、どのコンテンツを Googlebot-Mobile に見せたらよいのでしょうか?

その答えは、クロール時に Googlebot-Mobile が提示するユーザーエージェントにあります。Googlebot-Mobile が使うユーザーエージェント文字列はいくつかあり、すべて次のようなフォーマットになっています。

「各種携帯端末」(compatible; Googlebot-Mobile/2.1;+http://www.google.com/bot.html)

どのコンテンツを表示するのかを決めるときには、ユーザーエージェント文字列にある端末に最も適しているものはどれなのかを検討します。Googlebot-Mobile のユーザーエージェント一覧はこちらです。

Googlebot とスマートフォン


現在、Googlebot-Mobile は、スマートフォン用のユーザーエージェント文字列を使用してのクロールは行っていません。したがって、Googlebot-Mobile がクロールしたコンテンツは、現在使用されているユーザーエージェント文字列の要求通り、従来の携帯電話だけで表示されることになります。 この点は今後変わる可能性があり、その際には新たな Googlebot-Mobile ユーザーエージェント文字列が追加されるかもしれません。

今のところ、Google はスマートフォンがデスクトップ版コンテンツを正しく処理すると想定しており、ウェブマスターのみなさんが対応作業を行う必要はないと考えています。しかし、今日ではスマートフォン用に表示などが最適化されたコンテンツを用意するのが妥当だと思われる場合も多くあると思います。スマートフォン対応を行うかどうかは、ウェブサイトのユーザーに対してどのようにコンテンツを表示するのがベストなのかに基づいて判断するのがよいでしょう。


モバイル向けコンテンツの URL の構造


次は、モバイル向けコンテンツを表示する URL に関する質問です。よくある事例を見てみましょう。

デスクトップ専用コンテンツのみのウェブサイト

現在ウェブサイトの多くは、HTML で書かれた、デスクトップ版ウェブブラウザ向けのコンテンツのみで構成されています。つまり、どのブラウザも、同じ URL から同じコンテンツにアクセスすることになります。

このようなサイトは、従来の携帯電話を使用しているユーザーは見られない場合があります。スマートフォンユーザーの場合は、使用するモバイルブラウザによっては、デスクトップ PC から閲覧するのと同じように閲覧することが可能です。

すべてのユーザーエージェントに対して、デスクトップ専用コンテンツしか表示しない場合は、Googlebot-Mobile についても同様にしてください。 つまり、Googlebot-Mobile の扱いを他のすべてのユーザーエージェント、あるいは未知のユーザーエージェントを扱うときと同じようにすることです。こういったケースにおいて、モバイルエクスペリエンスの向上のため、Google がウェブページを調整する 場合があります。

モバイル専用コンテンツのウェブサイト

モバイルユーザー向けに最適化したコンテンツを持つウェブサイトも数多く存在します。コンテンツは、単純に携帯端末の小さな画面に合わせて構成し直したものであったり、別のフォーマットで書かれたものであったりします(XHTML などを使用して表示するなど)。

これに関してお寄せいただく質問の中でよくあるのが、異なる種類のコンテンツを同じ URL から表示させる場合、あるいは複数の異なった URL から表示させる場合に、何か問題はないかというものです。たとえば、デスクトップ版ブラウザからのアクセス用の www.example.com という URL に加え、各種モバイル端末用に m.example.com や wap.example.com という別の URL を用意しているウェブサイトもあれば、www.example.com のような 1 つの URL 構造からあらゆる種類のコンテンツを表示するサイトもあります。

Googlebot および Googlebot-Mobile にとっては、ユーザーの見ているものとまったく同じものを返すのであれば、どのような URL 構造であろうと問題はありません。たとえば、モバイルユーザーを www.example.com から m.example.com へリダイレクトさせている 場合、Googlebot-Mobile がリダイレクトされたことを認識し、どちらのサイトもクロールされ適切なインデックスに追加されます。このケースでは、 モバイルユーザーおよび Googlebot-Mobile の両方に対してリダイレクトを設定してください。

すべてのタイプのコンテンツを www.example.com から表示する場合、つまり、同一 URL から、ユーザーエージェントに基づいて、デスクトップ用に最適化されたコンテンツまたはモバイル用に最適化されたコンテンツのいずれかを表示する場合でも、Googlebot および Googlebot-Mobile は正しくクロールを行います。Google はこれをクローキングとは見なしません。

再度強調させていただきたい点は、URL の構造に関係なく、ユーザーや Googlebot-Mobile が提示するユーザーエージェントを正しく認識するようにし、 ユーザーと Google どちらにも同じコンテンツを見せるようにしていただくことが重要であるということです。 また未知のユーザーエージェントからのリクエストに備え、デスクトップ向けに最適化されたコンテンツがデフォルトで表示されるようにしておいてください。


ウェブマスター ツールのモバイル サイトマップ


最後に、ユーザーの方からも多く寄せられる「モバイル サイトマップにはどの URL を含めるべきか」という質問を取り上げたいと思います。 モバイル サイトマップに関するヘルプ記事 にも記載があるように、モバイル サイトマップには、モバイル向けコンテンツの URL のみ含めるようにしてください。これは、URL がモバイル以外のユーザーエージェントによってアクセスされたときに、モバイル以外のコンテンツを返す場合でも同様です。


上記以外の質問がある場合


まずは、モバイル サイトに関するヘルプ記事過去のブログ記事検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドの中の関連する箇所をお読みください。また、この記事に関する質問を受け付けるスレッドを ヘルプ フォーラムに作成しましたのでご利用ください。

2012/1/12 追記
2011 年 12 月より Google では、Googlebot-Mobile に加えて、スマートフォンのユーザーエージェントを使用した Googlebot-Mobile によるクロールを開始しました。詳しい情報は、ブログ記事「スマートフォン版 Googlebot-Mobile の導入について」をご覧下さい。

Google の検索結果からコンテンツを削除するには

2011年5月12日木曜日 | 11:15

サイトを運営していると、Google の検索結果からコンテンツを削除する必要に迫られることがあるかもしれません。本来インデックスに登録させるべきでない非公開データや、個人情報を誤って掲載させてしまった場合などです。「ホームページから情報は消したものの、検索するといつまでも検索結果に表示されて困っています」というお問い合わせもいただきます。

検索結果からこうしたデータを削除するには、通常弁護士を通す必要はありませんし、書類などを郵送する必要もありません。手続はすべてオンライン上でご自身の手で完了させることができます。

そこで今回は Google の検索結果からコンテンツを削除するための手続 をご紹介します。


Google の検索結果から記事・コンテンツを削除する方法

Google の検索結果から記事・コンテンツを削除する方法は、あなた自身が削除したい記事が掲載されているサイトの所有者であるかどうかによって、手続が変わってきます。

まずはサイトの所有者(記事・コンテンツの所有者)である場合の削除方法から説明します。

1. サイトの所有者の場合

削除手続は、削除したいものによって手順が変わってきます。まず代表的な例として、検索結果のキャッシュを削除したい場合の方法を説明します。

ページから該当箇所を削除すると、変更内容は、Google が次にサイトをクロールしてインデックスを更新したときに Google の検索結果から削除されます。しかし、クロールされるまでは元のコンテンツが Google のキャッシュに残っているため、検索結果に表示され続ける場合があります。このような場合には、キャッシュされているページを検索結果から削除するようリクエストすることで、キャッシュから削除されるまでの時間を短縮することができます。

削除リクエストの手順:
  1. まず ウェブマスター ツール にアクセスします。初めてウェブマスター ツールを使う場合、サイトの確認 をする必要があります。ウェブマスター ツールについて詳しい情報はブログ記事「ウェブマスター ツールを使う 7 つの理由」をご参照ください。
  2. 次に、該当するサイトをクリックします。
  3. ダッシュボードの左側のナビゲーションにある [サイト設定] をクリックします。
  4. [クローラのアクセス]、[URL の削除] の順にクリックします。
  5. [新しい削除リクエスト] をクリックします。
  6. 削除するページの URL を入力して [続行] をクリックします。
  7. [キャッシュからのみページを削除] をクリックします。
  8. 記事に記載されている要件をすべて満たしていることを確認し、チェックボックスをオンにして [リクエストを送信] をクリックします。
詳しい手順や注意事項につきましては、ヘルプ記事「『キャッシュされている』ページを Google から削除する」をご参照ください。ページやサイトを検索結果から削除したい場合は、「Google の検索結果からページやサイトを削除する」をご参照ください。また、以前掲載したブログ記事「Google のインデックスからコンテンツを削除する方法」には、誤解しやすい点も含めて robots.txt やメタタグの使い方について誤解しやすい点も含めて詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。

また、あらかじめ Google にインデックスさせないための方法としては、パスワードをかける方法や、noindex メタタグと robots.txt を使って制御する方法などがあります。この詳しい手順はヘルプ記事「Google の検索結果に表示されないようにする」をご参照ください。

2. サイトの所有者ではない場合
  1. まずはコンテンツが掲載されているサイトの所有者に連絡を取り、ページから該当箇所を削除するようにお願いしてください。
  2. ページから該当箇所が削除されましたら、次は Google のインデックスのキャッシュを取り除くため、URL 削除ツール から削除リクエストを送信します。
詳しい手順は、ヘルプ記事「Google の検索結果からページやサイトを削除する」の「サイト所有者/ウェブマスターでない場合」やブログ記事「Google のインデックスからコンテンツを削除する方法」の「自分の管理下にないコンテンツの削除依頼」をご参照ください。
※この処理は数週間かかる場合もあります。

何かご不明な点や問題がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、ウェブマスター ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。


Android のユーザーエージェントの検出について

2011年5月2日月曜日 | 17:22

今日は、最近多くなっているユーザーエージェント検出時の問題を回避する方法についてご紹介します。Android のユーザーエージェントを検出する時は、是非「android」だけでなく 「mobile」という文字も検出してください。

これまでは、「ユーザーエージェントから文字列『android』を検出したら、そのユーザーをモバイル バージョンのサイトにリダイレクトする。」このようなリダイレクトが当たり前のように行われていましたが、Android タブレットの登場とともに文字列「Android」だけでは不十分となりました。携帯端末のユーザーエージェントと同様に、Android タブレットのユーザーエージェントにも文字列「android」が含まれているためです。しかし、タブレット ユーザーには大きなデスクトップ バージョンのサイトを表示させたいのではないでしょうか。サイトが文字列「android」だけでユーザーを自動的にリダイレクトしている場合は、Android タブレットのユーザーがモバイル サイトにリダイレクトされてしまいます。

そこで、モバイル サイトを提供している場合の解決策として Android エンジニアが推奨するのは、ユーザーエージェントに「android」だけでなく「mobile」が含まれているかどうかを検出する(英語) 方法です。いくつか例を見てみましょう。

次のようなユーザーエージェントの場合:
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.0; en-us; Xoom Build/HRI39) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13
文字列「mobile」は含まれていないので、このユーザーにはデスクトップ バージョン(または Android の大型タッチスクリーン端末向けにカスタマイズされたバージョン)を表示します。このユーザーエージェントを見ると、ユーザーが大画面端末 XOOM タブレットを使用していることがわかります。

一方、次のようなユーザーエージェントの場合:
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2.1; en-us; Nexus One Build/FRG83) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
「mobile」と「android」が含まれているので、このユーザーエージェントを見ると通常のスマートフォンであることが分かります。この Nexus One ユーザーにはモバイル サイトを表示すべきしょう。

次の図に示すように、Android のユーザーエージェントにはいくつかの共通点があります:

もちろん、Android 固有の機能(たとえばタッチスクリーンの最適化)を実装するために、引き続きユーザーエージェント内の「android」を検出する必要はあるでしょう。しかし、今回お伝えしたいのは、ユーザーエージェントの内容に応じてモバイル サイトにリダイレクトするかどうかを判断するのであれば、文字列「android」だけではなく、「mobile」と「android」の両方を検出してほしいということです。こうすることで、モバイル ユーザーとタブレット ユーザーの両方に適切なサイトを提供できます。

ご不明な点がある場合は、ぜひ デベロッパー フォーラム の Android コミュニティをご利用ください。

2012/1/12 追記
2011 年 12 月より Google では、Googlebot-Mobile に加えて、スマートフォンのユーザーエージェントを使用した Googlebot-Mobile によるクロールを開始しました。詳しい情報は、ブログ記事「スマートフォン版 Googlebot-Mobile の導入について」をご覧下さい。