組織のロゴの schema.org マークアップのサポートを開始しました

2013年5月16日木曜日 | 9:30

このたび、Google では組織のロゴについての schema.org マークアップのサポートを開始いたしました。このマークアップによって、組織を象徴する画像とサイトを結び付けることができます。ウェブマスターの皆様は、Google 検索結果で組織のロゴとして使用される画像を指定することができます。

schema.org の Organization マークアップ (英語)を使用すると、使用したいロゴが存在する場所を Google のアルゴリズムに示すことができます。たとえば、ホームページが www.example.com である企業は、ページ上での表示に関わる要素を使用して次のマークアップをホームページに追加できます:

<div itemscope itemtype="http://schema.org/Organization">
  <a itemprop="url" href="http://www.example.com/">Home</a>
  <img itemprop="logo" src="http://www.example.com/logo.png" />
</div>

この例では、「この画像が、(マークアップにも含まれている)ホームページのロゴ画像として指定されており、可能ならば、この画像を Google 検索結果で使用できるものである」ということを Google に示しています。このようなマークアップは、たとえば Google がユーザーのクエリに基づいて右側にナレッジ グラフを表示するときに、他よりも優先してこの画像を表示してほしいという、Google アルゴリズムへの強いシグナルとなります。

ご不明な点がある場合はウェブマスター ヘルプフォーラムからお問い合わせください。

イベント 「ウェブマスター1年生のための『ホワイトハットSEO』」 に参加します

2013年5月13日月曜日 | 18:30


クリ☆ステ特別編:ウェブマスター1年生のための「ホワイトハットSEO」 (2013年4月13日開催)


Google+ Webmaster Japan コミュニティ では既にご紹介していましたが、Google サーチ クオリティ チームでは、5 月 16 日(木)に下記のイベントに参加いたします。
  • イベント名:クリ☆ステ特別編:ウェブマスター1年生のための「ホワイトハットSEO」
  • 日時:2013年5月16日(木)14:00-17:00(開場13:30)
  • 会場:クリーク・アンド・リバー社セミナールーム
  • 定員:120名
  • 出演:(順不同) 金谷 武明(Google)、田中 清隆(Google)、村越 隆之(Google)、成田 幸久 (インフォバーン)、近谷 康(楽天)、安田 英久(Web担当者 Forum 編集長)
  • 主催:CSS Nite実行委員会、クリーク・アンド・リバー社
  • 共催:Web担当者Forum
  • 参加費:5,250円(事前決済)

今回のイベントでは、Google サーチ クオリティ チームからは新ウェブマスターの方を対象に、Google 検索の基本的な考え方、最新情報のご紹介、そして Q&A セッションを行う予定です。また、コンテンツ作成や検索エンジン最適化に実際に関わっていらっしゃる方もスピーカーとして参加され、一緒にトークセッションをさせて頂きます。

東京での開催となりますが、ご興味がありましたらぜひご参加ください。また、こちらのスレッド で質問を募集していますので、ご質問がありましたらお気軽にご投稿ください(質問は当日参加されない方からも大歓迎です。後日質問への回答は公開予定です)。

今後も、Google+ Webmaster Japan コミュニティ ではイベント情報などをいち早くお届けしていきますので、ぜひご参加ください。

rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い

2013年5月10日金曜日 | 18:30

ウェブページで rel=canonical 属性 を指定することは、検索エンジンが 重複ページ の中からどのページをインデックスに登録するかを判断する上で重要な手がかりとなります。Yahoo!Bing、Google など複数の検索エンジンがこれに対応しています。rel=canonical 属性は、重複ページから、外部からのリンクなどのインデックス登録に関連する属性を集約するとともに、検索結果に表示させたい URL を指定します。しかし、このように便利な rel=canonical 属性ですが、設定する際には少し注意が必要です。

検索エンジンは、右側のソースコードにあるように「blue velvet(ブルー ベルベット)」カップケーキのページへの rel=canonical を優先的に表示させたいページとして認識するので、左側の「red velvet(レッド ベルベット)」カップケーキのページは検索結果には表示されないことになります。このように、rel=canonical の設定の方法により検索結果に大きな影響を与えます。

この記事では、rel=canonical を使用する上での推奨事項をご紹介します。:
  • 重複ページに含まれるコンテンツの大部分を含むページを canonical ページとしましょう。
    • ここで、コンテンツが自分の知らない言語で書かれていると仮定してみましょう。重複ページと canonical ページを左右に並べて見たときに、重複ページ内の文字の大部分が canonical ページにもあるでしょうか?その言語を理解できる人でなければ 2 つのページが類似していると判断できない場合、たとえば扱っている内容は類似しているけれども文章自体はさほど似ていないという場合は、canonical 指定をしても検索エンジンで無視される可能性があります。
  • rel=canonical のリンク先ページが確かに存在すること(エラーや ソフト 404 ページではないこと)を確認しましょう。 
  • rel=canonical のリンク先ページに noindex メタ タグがないことを確認しましょう。
  • 検索結果に表示させたいページが(重複 URL の方ではなく)rel=canonical で指定する URL であることを確認しましょう。
  • rel=canonical リンクをページの <head> タグ内または HTTP ヘッダー内に入れましょう。
  • rel=canonical を 1 つのページで 2 つ以上指定することは避けましょう。2 つ以上指定されていると、すべての rel=canonical が無視されます。

間違い 1: 複数ページにまたがるコンテンツの 1 ページ目を rel=canonical のリンク先とする

次のような複数ページにまたがる記事があるとします:
  • example.com/article?story=cupcake-news&page=1
  • example.com/article?story=cupcake-news&page=2
  • 以降同様
2 ページ目(またはそれ以降のページ)に 1 ページ目への rel=canonical リンクを指定するのは rel=canonical の正しい使用法ではありません。このようなページは重複ページではないからです。このように rel=canonical を使用すると、2 ページ目以降のコンテンツがまったくインデックスに登録されなくなってしまいます。

複数ページにまたがるコンテンツの 2 ページ目以降に 1 ページ目への rel=canonical リンクを指定すると、良いコンテンツ(例: 2 ページ目と 3 ページ目のコンテンツ)が登録されなくなってしまいます。

ページ指定されたコンテンツ の場合は、記事全体を 1 ページにまとめたページへの rel=canonical リンクを各分割ページに指定する か、ページ指定マークアップ rel="prev" と rel="next" を使用する ことをおすすめします。

全体表示ページへの rel=canonical リンクを各分割ページに設定

ページ指定されたコンテンツで全体表示ページへの rel=canonical リンクを指定しない場合、マークアップ rel=”prev” と rel=”next” を使用できます。

間違い 2: 絶対 URL のつもりで相対 URL を記述してしまう




<link> タグでは、他の多くの HTML タグと同様に、相対 URL と絶対 URL のどちらも使用できます。相対 URL とは、リンク元のページを基準とした「相対的な」パスのことです。たとえば、「images/cupcake.png」は、リンク元ページと同じディレクトリの中にあるサブディレクトリ「images」の中にある「cupcake.png」を指します。絶対 URL は、「http://」といったスキームを含めたパス全体を記述したものです。

<link rel=canonical href=“example.com/cupcake.html” />(「http://」が付いていないため相対 URL です)と指定すると、canonical URL としては、実際にはそのような意図でないことがほとんど確実であっても、「http://example.com/example.com/cupcake.html」と指定していると見なされてしまいます。このような場合、Google のアルゴリズムでは rel=canonical の指定が無視されることがあります。どのような意図でこのように rel=canonical を指定したとしても、結果的に目的を達成できないことになります。

間違い 3: rel=canonical を意図しない形で指定している、または 2 つ以上指定する

時々、意図した結果ではないと思われる rel=canonical の指定が見られることがあります。単純なタイプミスもごくまれにありますが、よくあるのはページ テンプレートの rel=canonical のリンク先を変更し忘れたまま使用しているケースです。この場合、サイト運営者のページにテンプレート作成者のサイトへの rel=canonical リンクが設定された状態になってしまいます。

ソースコードから、プラグインがどのように HTML に反映されたかをチェックし、意図しないrel=canonical リンクが無いことを確認します。

間違い 4: カテゴリ ページまたはランディング ページで特集記事への rel=canonical リンクを指定する

たとえば、デザートについてのサイトを運営していると想定します。そのサイトでは「pastry」(ペストリー:ケーキなどのお菓子類)や「gelato」(ジェラート)といったカテゴリ ページがあり、それらのカテゴリ ページでは日替わりで特集記事を紹介しています。たとえば、「pastry」のランディング ページで「red velvet cupcakes」(レッド ベルベット カップケーキ)を紹介するとします。「pastry」カテゴリ ページには「red velvet cupcake」のページと同じコンテンツがほとんど全部含まれているため、カテゴリ ページにその特定の特集記事への rel=canonical リンクを追加したとします。

仮にこの rel=canonical 指定が Google で認識されるとすると、「pastry」カテゴリ ページは検索結果に表示されないことになります。rel=canonical を指定することで、重複ページの代わりに canonical URL を検索結果に表示させたいという意思を示すことになるからです。これに対して、カテゴリ ページと特集記事のどちらも検索で見つかるようにしたい場合は、カテゴリ ページにそのページ自身をリンク先とした rel=canonical を指定するか、あるいは rel=canonical をまったく指定しないかのどちらかにするのがベストです。

canonical として指定すると、表示させたい URL を指定することになる点にも注意が必要です。カテゴリ ページまたはランディング ページで特集記事への rel=canonical リンクを指定することは避けましょう。

間違い 5: <body> タグ内に rel=canonical を入れる

rel=canonical 属性タグは、HTML ドキュメントの <head> タグ内にのみ記述します。さらに、HTML の構文解析時に問題が発生しないようにするには、<head> タグ内の上部に、rel=canonical を配置し、できるだけ早い段階で読み込まれるようにしましょう。rel=canonical の指定が <body> タグ内にあると Google では無視されます。

この間違いは簡単に修正できます。rel=canonical リンクが必ずページの <head> タグ内にあることと、できるだけ早い段階で出現することを念入りに確認します。

rel=canonical 指定は <head> タグ内では認識され、<body> タグ内では認識されません。

まとめ

有益な rel=canonical 指定を行うには:
  • 重複ページの本文コンテンツのほとんどが canonical ページにもあることを確認する。
  • rel=canonical の指定は1ページで1つとし、かつページの <head> タグ内で指定する。
  • rel=canonical のリンク先が、有効なコンテンツが含まれている URL であること(404 やソフト 404 ではないこと)を確かめる。
  • 特集記事が検索結果に表示させたい URL と見なされてしまうため、ランディング ページまたはカテゴリ ページで特集記事への rel=canonical リンクを指定することは避ける。
ご質問がありましたら ウェブマスター ヘルプフォーラム にお寄せください。

選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について

2013年4月26日金曜日 | 11:10

インターネットを活用した選挙活動の解禁で、多くの候補者の方が国政選挙や地方選挙において情報発信にウェブサイトや様々なインターネット上のツールを使う機会が増えていくと思われます。その中には、検索エンジンからの集客や認知度の向上を狙った施策をされる方、もしくは、そういった施策を業者に委託するケースが増加することが考えられます。

Google は、ユーザーが探していることについて、最も関連性の高い情報を検索結果に表示するために、機能の開発・提供、アルゴリズムの改善等に日々取り組んでいます。その一方で、Google をはじめとする検索エンジンの検索結果を故意に操作するための施策を行う方がいるのも事実です。このような施策は、ユーザーにとって不利益であるだけでなく、Google が推奨するウェブマスター向けガイドラインに抵触します。そのような施策を実施したウェブサイトは、検索結果に表示されにくくなる可能性が高くなります。

Google では検索結果の品質、公平さを維持するため、ウェブサイトを管理するウェブマスター向けガイドラインにおいて、検索結果を人為的に操作しようとする不正な手法を具体的に示し、注意喚起を行っています。
最近では、特に施策を業者に委託したケースで、依頼主が知らない間に業者が実施した悪質な施策により、逆に検索結果に表示されにくくなってしまう事態が発生していることがわかっています。Google では、そのような事態にならないために、知っておいていただきたい事、気をつけていただきたい事を、ブログ記事を公開しています。ぜひご一読ください。
ブログ記事「サイトの制作や集客を外注しているサイト オーナーのみなさまへ」 http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2012/06/blog-post_04.html

ウェブマスター向けガイドラインと違反への対応

Google では検索結果を人為的に操作する悪質な手法をウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインとして公開し、それを遵守するようお願いしています。Google では、ガイドライン違反に対しては、Google 検索の品質、公平性を維持するためアルゴリズムや手動で掲載順位を下げる、または検索結果から削除する、などの対応をさせていただく場合があり、その場合、逆に検索結果に表示されにくくなってしまうため、こうした事態を重く受け止めています。


Google 検索について詳しい情報はこちら


ウェブマスター セントラル
http://www.google.com/webmasters/?hl=ja
Google 検索に関する詳しい情報を掲載しています。ここには以下のような情報へのリンクをまとめています。

Google ウェブマスター向け公式ヘルプ フォーラム http://productforums.google.com/forum/#!forum/webmaster-ja
ユーザー同士での問題解決、情報共有のための Google 公式のユーザー フォーラムです。Google 検索は公平性を重視しており、そのため、個別のお問い合わせ窓口は現在のところございません。代わりにこのユーザー フォーラムがありますので、こちらをご利用ください。経験豊富なウェブマスターが多く参加されていますし、Google 社員も参加しております。 投稿される際は、具体的な URL を掲載してご質問いただくのが一番ですが、個人名や具体的な URL がなくても回答が可能な場合があります。必要に応じてそうした情報を削除し、一般的な質問としてご投稿ください。

Google ウェブマスター向け公式ブログ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/
Google 検索の公式情報を定期的に配信しています。Google 検索に関する最新の情報やサイト運営上役立つ情報をお伝えしていますのでぜひご覧ください。

ウェブマスター向けガイドライン
http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=35769
品質に関するガイドラインにおいて、アルゴリズムまたは手動によるスパム対策が実施される可能性のある不正行為について説明しています。スパム対策が実施されたサイトは、Google.co.jp や Google のパートナー サイトの検索結果に表示されなくなることがありますのでご注意ください。

ウェブマスター ツール
http://www.google.com/webmasters/tools/?hl=ja
Google 検索上でのサイトの状態について様々なデータを閲覧できるツールです。サイト運営の施策を外部に委託する際も、その施策が適切なものか確認するためにご利用されることをおすすめします。

検索エンジン最適化 (SEO)スターターガイド
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2010/09/seo.html
検索エンジン最適化(SEO)の初心者向けの Tips がまとめてあります。こちらのページから PDF ファイルでダウンロードできますのでぜひご一読ください。

最後に、こちらの記事を PDF ファイルとして公開いたしました。関係者のみなさまへのお知らせにはこの記事を共有して頂くか、この PDF ファイルを印刷し、ご回覧いただくか FAX 等で共有していただければと思います。

配布用ファイル(PDF):Google 検索を選挙活動に快適にご活用いただくために


多言語、多地域向けウェブサイト向けの新しいアノテーションのご紹介

2013年4月15日月曜日 | 12:00

多言語、多地域向けのウェブサイトのホームページは、リダイレクトや訪問したユーザーの表示言語に合わせてコンテンツを変更する方法で、ローカライズされたページをユーザーに表示するよう設定している場合があります。この記事では、Google のアルゴリズムでこうしたホームページを認識できるようにする新しい rel-alternate-hreflang アノテーションについてご紹介します。
具体的には次の例をご覧ください。ウェブサイト example.com には、次のように世界各地のユーザーを対象としたコンテンツがあります:

Map of the world illustrating which hreflang code to use for which locale

この場合、ウェブマスターは サイトマップ または HTML リンク タグで rel-alternate-hreflang を使用して、次のようにこのページ セットにアノテーションを付けることができます:

<link rel="alternate" href="http://example.com/en-gb" hreflang="en-gb" />
<link rel="alternate" href="http://example.com/en-us" hreflang="en-us" />
<link rel="alternate" href="http://example.com/en-au" hreflang="en-au" />
<link rel="alternate" href="http://example.com/" hreflang="x-default" />

新しい属性値 x-default hreflang では、このページが特定の言語や地域を対象としておらず、他に適切なページがない場合にデフォルトで表示するページであることを Google のアルゴリズムに知らせることができます。たとえば今回の例では、フランス語を使う全世界の検索ユーザーや、英語を使う google.ca の検索ユーザーに対してはこのページ(http://example.com/)が表示されることになります。
このアノテーションは、検出されたユーザーの現在地や Accept-Language ヘッダーに基づいて動的にコンテンツが変化するホームページにも適用できます。こうしたページには対象としている特定の言語や地域がないため、そのことを x-default hreflang 値により Google のアルゴリズムに知らせることができます。
ご不明な点やご意見・ご感想などありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラム にてお聞かせください。