robots.txt ファイルのテストが簡単になりました

2014年7月17日木曜日 | 10:59

クロールするべきか、しないべきか、それが robots.txt の問題です。

正しい robots.txt ファイルを作成して維持することは、ときに難しい場合もあります。ほとんどの場合はそうではありませんが(そもそも robots.txt ファイルを必要としないサイトも多くあります)、大きな robots.txt ファイル内で個々の URL をブロックしている(またはブロックしていた)指定を見つけることは、難しい作業となる場合もあるでしょう。そこで、robots.txt ファイルの編集を容易にするために、このたび、新しい robots.txt テスターを発表いたします。

新しいテスターは、ウェブマスター ツールの [クロール] セクションにあります:


ここでは、現在の robots.txt ファイルの確認、および URL のクロールがブロックされているかどうかのテストを行うことができます。複雑な指定をわかりやすくするため、最終的に決定に使われた箇所がハイライト表示されます。ファイルに変更を加えてテストを行うこともできます。変更を有効にするには、変更したファイルをサーバーにアップロードしてください。Google のデベロッパー サイトでは、robots.txt の指定とファイルの処理方法について詳しく説明しています (英語)。

また、古いバージョンの robots.txt を確認したり、サーバー側の問題によってクロールがブロックされている状況を確認したりすることもできます。たとえば、robots.txt ファイルが Googlebot に対して 500 サーバー エラーを返している場合、通常そのサイトのクロールは一時停止されます。

既存のサイトでエラーや警告が表示される可能性もあるため、robots.txt ファイルをよく確認することをおすすめします。また、robots.txt テスターをウェブマスター ツールの他の機能と組み合わせることも可能です。たとえば、新しい Fetch as Google を使用してウェブサイトの重要なページをレンダリングした際、ブロックされた URL が見つかったら、robots.txt テスターを使って、その URL をブロックしている指定を見つけて修正することができます。CSS、JavaScript、モバイル コンテンツをブロックする古い robots.txt ファイルが原因で問題が発生することはしばしばありますので、そのような問題は、修正すべき箇所がわかれば簡単に修正できます。

今回更新したツールを使うことで robots.txt のテストとメンテナンスが容易になれば幸いです。何かご不明な点がある場合や、robots.txt の指定の作成についてアドバイスが欲しい場合などは、ぜひウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。

ウェブマスター ツールで hreflang のアノテーションに関するトラブルシューティングができるようになりました

2014年7月15日火曜日 | 8:53

複数の国のユーザーをターゲットとしているウェブマスターの方は、rel-alternate-hreflang について耳にされたことがあるかと思います。まだこの機能をご存知でない方のために簡単にご説明しますと、このアノテーションにより Google などの検索エンジンが適切な言語や地域のバージョンのページを検索ユーザーに表示できるようになり、結果としてユーザーの満足度の向上につながります。

実装したこのアノテーションが検索エンジンで使用できる状態であるかどうかを確認することは、特にページが多くあるサイトでは容易ではなく、この点については世界中のサイト運営者の方から声が上がっています。そこで Google では本日、rel-alternate-hreflang アノテーションのデバッグを簡単に行うことができる機能を公開します。

[インターナショナル ターゲティング] 機能の [ターゲット言語] セクションで、hreflang アノテーションによく見られる 2 つの問題を特定できます:
  • リターン リンクの欠落: アノテーションは、そのアノテーションが参照しているページから確認する必要があります。ページ A がページ B にリンクしている場合、ページ B からもページ A にリンクしていなければなりません。そうでない場合、アノテーションが正しく解釈されない恐れがあります。
    この種のすべてのエラーについて、検出した場所と日時、リターン リンクが配置されるべき場所が表示されます。
  • 不適切な hreflang 値: hreflang 属性の値は、ISO 639-1 形式で指定した言語コード(「es」など)か、国コード(ISO 3166-1 Alpha 2 形式で指定)と言語コードの組み合わせ(「es-AR」など)のいずれかである必要があります。
    Google のインデックス登録システムがこれらの形式以外で指定された言語コードや国コードを検出した場合は、URL の修正例が表示されます。

さらに、地域ターゲットの設定をウェブマスター ツールのこの機能に移行し、インターナショナルおよび多言語ターゲティングに関連するすべての情報を 1 か所で確認できるようにしました。

この新機能が、サイトでの rel-hreflang 実装に関する問題を解決する際の一助となりましたら幸いです。この機能についてご不明な点やご意見、ご感想などがありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムにご投稿ください。

Android の App Indexing が誰でもご利用いただけるようになりました!

2014年6月26日木曜日 | 10:09

もしあなたがウェブサイトと Android アプリを両方持っているのなら、それらを連携させることで、スマートフォンやタブレットから Google で検索しているユーザーにとって、検索結果からアプリへの起動を非常に簡単にすることができるようになりました。

検索結果に表示されるアプリのディープリンクは、あなたのアプリが既にインストールされている端末の検索結果において、アプリ内のコンテンツへのアクセスをより容易にします。ウェブサイトのページを対応するアプリ側の部分へと接続することで、サイトオーナーとして、適切なコンテンツを、適切なタイミングでユーザーに見せることができるようになります。


いくつものアプリが既に App Indexing を実装しています。今週の Google I/O で、ディープリンクの設定、サイトのアプリへの接続、パフォーマンスやエラーのトラッキングといった一連のプロセスをより容易にするための機能を発表いたしました。

簡単に始められます

このたび、アプリのディープリンクをインデックスさせるために必要なプロセスを大きく簡易化しました。アプリが既に HTTP によるリンクをサポートしているのであれば、
あなたの URL 群がインデックスされると共に、Google はアプリとサイトの繋がりを発見し、検索結果でディープリンクを使用したアプリへの直接的な遷移を可能にします。

アプリのディープリンクの発見とインデックス作業を Google に任せることもできますが、あなた自身がこれらのディープリンクを埋め込み、公開することをおすすめします。もしあなたのアプリがカスタム ディープリンクスキームをサポートしている場合は特にそうです。そのためには、2 つの方法があります:
  • 各ウェブページに対して、rel="alternate" 属性を持った link 要素を <head> 部分に埋め込むか、サイトマップを利用して android-app URI を指定する。デベロッパー サイト上で実装方法を確認できます。
  • App Indexing API (英語)を利用する。
また、このたび、アプリページをインデックスする際に発生した問題について報告を行う新しい機能をウェブマスター ツールに追加しました。ここでは、各アプリページとウェブページのペアについて検知されたエラーと、デバッグのためのサンプル アプリ URI確認することができます。


また、それぞれの問題について、その詳細なデバッグ方法も確認することができます。アプリのディープリンクの QR コードも含まれていますので、携帯電話やタブレットで簡単にリンクを開けます。エラーが検知された場合、ウェブマスター ツール上でメッセージもお送りいたします。


App Indexingは既に日本のデベロッパに導入されており、たとえば次のようなアプリですでに実装されています。


ぜひ App indexing をお試しください。何かご質問があれば、ウェブマスター ヘルプ フォーラムへ!

サイトの移転をより容易に

2014年6月9日月曜日 | 17:56

ウェブマスターの皆様にとって、サイトの移転ほど厄介で悩ましい問題はないかもしれません。このたび Google では、スムーズなサイト移転をサポートすることを目的に、Googlebot と相性の良い移転の方法についての詳細なガイドを作成しました。では、サイト移転とは正確には何であり、それを適切に行うにはどうすればよいのでしょうか。


サイト移転の基本


一般的に、サイト移転とは、以下のいずれかの方法でコンテンツを移動させることです。
  • URL を変更せずにサイトを移転する: URL 構造には変更を加えずに、ウェブサイトをホストしている基底のインフラストラクチャのみを変更します。たとえば、www.example.com を、同じ URL とサイト構造を維持したまま別のホスティング プロバイダに移行する場合などがこれにあたります。
  • URL を変更してサイトを移転する: この場合、ウェブサイトの URL の変更にはさまざまなパターンがあります。
    • プロトコル: http://www.example.com を https://www.example.com に変更する
    • ドメイン名: example.com を example.net に変更する
    • URL のパス: http://example.com/page.php?id=1 を http://example.com/widget に変更する
サイトの移転が適切に行われていないケースや、サイトの移転を問題なく完了するうえで非常に重要となる手順が踏まれていないケースも多く見られます。そこで Google では、ウェブマスターの皆様が適切にサイトの移転を計画、実施できるよう、ヘルプセンターのサイト移転ガイドラインを更新しました。また同時に、このガイドラインに沿ってサイトの移転が行われた場合にサイトの移転を検出して処理できるよう、クロールとインデックス登録のシステムの改良も続けています。

レスポンシブ ウェブ デザインへの変更


モバイル用の URL を別に設定している場合や動的配信を行っている場合にウェブサイトでレスポンシブ ウェブ デザインを使用するよう変更するにはどうすればよいか、といった質問も増えつつあります。この設定の変更について詳しくは、スマートフォン向けサイトの推奨事項についてまとめたサイトに新たに追加されたこちらのページをご覧ください。

ご不明な点がある場合はウェブマスター ヘルプ フォーラムで質問してみてください。

「Hosting Meetup @ Google」を開催しました!

2014年6月2日月曜日 | 17:23

Google は 5 月 15 日、ホスティング サービスの運営者のみなさまを対象にしたイベント「Hosting Meetup @ Google」を開催しました。今回は、そのイベントの様子をご紹介します。


ブログなどのホスティング サービスは、低コストで簡単に利用できることから広く利用されています。一方で、その利便性を悪用し、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反するようなスパム目的に利用されるケースがあることもわかっています。

今回のイベントは、こうした背景から、Google 検索と相性のよいホスティング サービスの運営について考えることを目的として実施しました。

当日は、ウェブマスター ツールや構造化データ、複数デバイス対応などに関して、Google 検索と相性の良いホスティング サービス運営のためのヒントのご紹介と、ホスティング サービス上でよく見られるウェブマスター向けガイドライン違反(ウェブ スパム)について、その傾向や対処方法などをお話しました。



ホスティング サービスからウェブ スパムがなくなり、かつ、Google 検索と相性の良いサイト構築を心がけていただくことで、Google がホスティング上のサイトを見つけやすくなり、より多くの検索ユーザーがそうしたサイトを訪問する可能性が高まります。

そのための具体的なアクションとしては、

ウェブ スパムの削減について関連ヘルプ記事
  • スパム ポリシーの制定・見直し
  • スパムへの対処(サイトの自動生成の禁止。Captcha の導入、違反箇所の修正方法、スパム サイトへの対処方法など)
  • ユーザーへの啓蒙
  • ウェブマスター ツールをユーザーが利用できるようにする
Google と相性の良いサイトの構築のヒント
  • ウェブマスター ツールの活用
  • 構造化データの導入
  • 適切な複数デバイス対応
こういった内容をぜひサービスの運営に取り入れていただき、Google 検索と相性のよいサービスの運営を行っていただければと思います。

ホスティング サービスの運営者の方々からも Google のウェブマスター向けガイドラインについてのご質問や、スパムへの対処方法のベスト プラクティスについてのご質問など、数多くのご質問をいただき、非常に有意義な意見交換をすることができました。

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!


また、今回イベントに参加できなかったホスティング サービスのみなさまのために、同一の内容をテーマとしたウェブマスター ハングアウト「ホスティング サービスのみなさまへ:Google 検索と相性の良いサービスの運営とは?」を実施いたしましたので、ぜひご覧ください。

あわせてホスティング サービスの運営者のみなさまを対象とした情報をまとめたサイトを設けました。今回のイベントでお話した内容や、関連する情報についてまとめて掲載しておりますのでぜひご覧ください。

今後も、ウェブマスター ハングアウトやGoogle+ Webmaster Japan コミュニティなどを通してウェブマスターのみなさまの疑問にお答えしたり、交流を図っていきたいと思いますので、ぜひご参加ください!

Google サーチ クオリティ チーム

2014/6/23追記:ウェブマスター ハングアウトを実施しましたので表現を告知から変更いたしました。