Webmaster Tools API を更新しました

2014年9月11日木曜日 | 10:20

夏の間、ウェブマスター ツール チームは Webmaster Tools API (英語)の更新に取り組んできました。この新しい API は、他の Google API と統一されており、アプリやウェブ サービスの認証がより簡単に行えるようになりました。また、API からウェブマスター ツールのいくつかの主な機能にアクセスすることもできます。

他の Google API を使用したことがあるなら、この新しい Webmaster Tools API も簡単に使い始めることができるでしょう。Python (英語)、Java (英語)、および(コマンドラインに慣れた方のために)OACurl (英語)のサンプルを用意しています。
この API では次のことができます。
  • サイトの表示、追加、削除(現時点では、アカウントに最大 500 件のサイトを追加できます)
  • サイトマップの表示、追加、削除
  • 個々のサイトマップについて、警告、エラー、インデックス登録数の取得
  • サイトについて、すべての種類のクロール エラーを時系列で取得
  • 特定の種類のクロール エラーについて、サンプルを表示
  • クロール エラーを個別に「修正済み」にする(処理には影響を与えませんが、画面表示をシンプルにできます)
この API をどうぞご活用ください。API の使用に関して不明な点がありましたら、お気軽にヘルプ フォーラムでご質問ください。

リンク プログラムによるガイドライン違反について

2014年9月10日水曜日 | 12:03

検索エンジンのランキングを操作するために PageRank を渡すリンクを売買することは、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反しています。このことは、以前にもこのブログ上でお伝えしてきました。

この記事では、最近 Google が対策を行った、大規模なリンク プログラムの一例をご紹介いたします。

(例 1) 自動生成された文章に、特定のサイトへのリンクを、過度に最適化されたアンカーテキストを用いて挿入しているケースです。


(例 2) 本来対象としているサイト以外への発リンクも設置することで自然なリンクに見せかけているケースです。


最近 Google が対応を行ったケースでは、委託先 SEO 会社がリンク操作のネットワークを保有して依頼主に提供している例だけでなく、企業自身が主体となってリンク操作のためのネットワークを運用している例が見受けられました。そのような例に対して Google は、ウェブマスター向けガイドライン違反として適宜自動または手動による対策を実施しています。

ウェブマスターのみなさまには、こういった PageRank を渡すリンクの操作や売買を避けることをこれまでどおり強くおすすめします。サーチ クオリティ チームは、今後とも、ユーザーのために、検索結果からのスパムの排除に全力で取り組んでまいります。

新しいウェブマスター アカデミーが22言語でご利用いただけるようになりました

2014年9月9日火曜日 | 10:00


このたび、新しいウェブマスター アカデミーが 22 言語でご利用いただけるようになりました。ウェブマスター初心者の皆様には、優れたサイトを作成する方法素晴らしいユーザー体験を提供する方法検索結果に適切に表示されるようにする方法などの基本事項を、さまざまな言語で学習していただくことができます。既によく理解している項目については、各モジュールの最後にあるクイズで理解度をテストしてみましょう。

お好みの言語でウェブマスター アカデミーをご覧頂いたら、ぜひウェブマスター ヘルプ フォーラムでご感想をお寄せください。今年の 3 月に英語版を公開(英語)した後も、皆様からのフィードバックをいただき、参考にさせていただきました。このガイドはわかりやすく、楽しみながら読めるようになっていますので、ぜひ一通りご覧ください。きっとみなさまのお役に立てることと思います。

優れたサイトや Google 検索との相性の良いコンテンツを作成し、世界中のユーザーにアクセスしてもらいましょう。

検索結果内の検索ボックスが新しくなりました

2014年9月8日月曜日 | 10:08

このたび、サイトリンクの検索ボックスが新しくなりましたのでお知らせいたします。この検索ボックスを使用すると、ユーザーはサイト独自の検索ページを通じて直接サイト内の特定のコンテンツに簡単にアクセスできるようになります。

この検索ボックスの仕組みと検索結果に表示されるタイミング


たとえば [ABC 出版] や [株式会社 XYZ] のように名前で会社を検索する場合、ユーザーは実際にはそのウェブサイト内の特定の情報を探しているかもしれません。今までは、Google のアルゴリズムでこのような検索キーワードが認識されると、多数のサイトリンクが表示され、その検索結果の下に追加の検索ボックスが表示されていました。ユーザーはこの検索ボックスを使用して検索結果から直接、このサイトにsite: 検索を行うことができます(例: [site:example.com 登山ガイド])。

今回は、この検索ボックスが改良され、オートコンプリートにも対応しました。正しいマークアップが使用されていれば、ユーザーはウェブサイトの独自の検索ページに直接リダイレクトされます。


サイトをマークアップする方法


サイトでは、サイト固有の検索エンジンを使用している必要があります。既に使用している場合は、schema.org/SearchAction (英語)マークアップの potentialAction プロパティ(英語)を使用して、ホームページを schema.org/WebSite (英語)エンティティとしてマークアップすることで Google に知らせることができます。マークアップには、JSON LD、microdata、RDFa を使用できます。実装について詳しくは、デベロッパー サイト(英語)をご確認ください。

サイトにマークアップを実装すると、ユーザーはサイトリンク検索ボックスから直接、サイトの検索結果ページにジャンプできるようになります。マークアップがない場合は、今までと同様に「site: 検索キーワード」に一致する Google 検索結果ページが表示されます。

ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムでご質問ください。

Apache や Nginx での帯域幅の最適化について

2014年9月5日金曜日 | 9:56

本記事でご紹介するデベロッパー サイトは、現時点ではまだ日本語に翻訳されていませんが、日本のみなさまにもご利用いただける内容であり、有益であると思いますのでご紹介させていただきます。

誰もが帯域幅の使用量を削減したいと考えています。ホスティング プロバイダーは料金を節約したいと考えていますし、モバイル ユーザーは使用制限の範囲内に収めたいと思っています。そして、不必要なバイト数の読み込みを待ちたいと思っている人は誰もいません。ウェブには帯域幅を節約できるチャンスがたくさんあります。たとえば、gzip せずに提供されているページ、縮小化されていないスタイルシートや JavaScript、最適化されていない画像などです。

では、なぜウェブは帯域幅用に最適化されていないのでしょうか。このような節約が誰にとっても有益なら、なぜ誰も実行しないのでしょうか。ほとんどの場合、こういった変更は大変面倒な作業だからです。ウェブ デザイナーはアートワークをエクスポートする際に「ウェブ用に保存」することが奨励されていますが、いつも忘れてしまいます。JavaScript プログラマーは、デバッグが困難になるからという理由でコードの縮小化を好みません。開発や展開のプロセスの一環として、これらの最適化がそれぞれサイトに毎回適用されるようにするカスタム パイプラインを設定することもできますが、大変手間がかかります。

ウェブ ユーザーにとっての簡単な解決策は、Chrome のようにデータを自動的に最適化し、圧縮してくれるプロキシを使用することです。ユーザーがこのサービスを使用すると、HTTP トラフィックが Google のプロキシ経由となり、ページの読み込みが最適化され、帯域幅の使用も 50% 削減されます。これは有益な方法ではありますが、この機能をオンにしている Chrome ユーザーのみに限定されます。また HTTPS トラフィックを最適化することはできません。

PageSpeed チームは、帯域幅の最適化機能によってウェブマスターの皆様に同様のテクノロジを提供いたします。これにより、他のブラウザのユーザー、安全なサイト、デスクトップ ユーザーに加え、アウトバウンド トラフィックの料金を低く抑えたいサイト所有者も、最適化を実現できるようになりました。PageSpeed モジュールを Apache または Nginx サーバーにインストールし [1]、設定で帯域幅の最適化機能を有効にすれば、後は PageSpeed がすべて解決してくれます。

キャッシュの拡張インライン化から、より積極的な機能である画像の遅延読み込みJavaScript の遅延実行まで、PageSpeed の高度な最適化機能は、後からでも PageSpeed 設定で有効にするだけで使用できます。

詳しくは、PageSpeed のインストール方法帯域幅の最適化を有効にする方法のページをご覧ください。



[1] 別のウェブサーバーをお使いの場合は、Apache または Nginx プロキシでの PageSpeed の実行をご検討ください。このモジュールは完全なオープンソースであり、現在は IIS (英語)、ATS (英語)などへの移植が進行中です。